園地では、落葉した「豊水」の樹の剪定(せんてい)が行われていました。
1月上旬から2月下旬まで剪定作業が行われ、その後は垂直に伸びた枝を水平に張った針金に結び付け誘引する「棚結い」が行われます。
剪定をする様子 | 剪定前の枝の様子 |
せん定後にまとめられた枝の様子 |
以下は普段撮影している「幸水」の様子です。
こちらは剪定が終了していました。とてもスッキリしています。
幸水の樹の様子 | 幸水の枝の様子 |
以下左の写真は、剪定後の「二十世紀」の様子です。
「二十世紀」では短果枝(たんかし)に多く実がなるため、長い枝ではなく、写真のような短い枝を残します。
品種によって剪定方法が異なり、上の「幸水」と比べると、枝の様子の違いは一目瞭然ですね。
以下右の写真は、「ジョイント仕立て」という省力化樹形です。
まっすぐ伸びた樹体を、一定の高さで90度曲げ、隣の樹に繋げます。
このようにすることで、高さを低くすることや、直線に実が生り、作業を単純化・効率化することができます。
作業も楽になり、収量もアップしますね!
二十世紀の枝の様子 | ジョイント仕立ての様子 |